自分の力で癒せないインナーチャイルドは親の力を借りてでも癒す

「インチャイ(インナーチャイルドの略語=以降、インチャイと表す)を解放しようと(癒すこと)何年ものあいだ試みているにも関わらず、まったく癒せる気がしない」といった相談が今も多く寄せられます。

今回の記事は、『自分の力で癒せないインナーチャイルドは親の力を借りてでも癒す』というテーマで私の実例をもとに書いていきます。

エネルギーワークの力でインチャイ解放を試みた結果

恥ずかしながら、エネルギワークにハマるまで私は“インナーチャイルド”という言葉すら知りませんでした。

幸運なことにエネルギーワークがきっかけでインチャイの存在を知った私ですが、インチャイ関連の本を書いまくり、くる日もくる日も読みまくってました。

インチャイワークのビギナーな私は本に書いてある通りの方法で、自分の胸に手を当て、ひたすら『ごめんね』『ありがとう』と唱えまくってました。

しかし、そんな簡単な方法でインチャイが解放できるわけもなく、悩みに悩み、考えに考えを重ね、『エネルギーワークの力でインチャイを解放してみよう』と思い立ったわけです。

 

しかし…というか、やっぱり…というか、エネルギーワークで解放するには至りませんでした。

解放したつもりなのに、また同じようなインチャイが、同じようなタイミングでひょっこり顔を出してくるんです。

 

サラリーマン時代の私であれば、『インチャイを解放したところで1円も儲からんのなら、もう解放しなくていいか』となっていたに違いありません。

『お金の大切さ』の話しになってしまうので割愛しますが、エネルギーワークにハマってた私は、お金が儲かるかどうかではなくではなく、インチャイを解放してみたいという欲にかられてましたので、試行錯誤を重ねました。

そこから半年ぐらいはひたすらエネルギーワークでインチャイ解放しようと躍起になってました。
『ごめんね』『ありがとう』のときから合わせると9ヶ月ものあいだです。

 

しかし、無情なものですね。

解放できた!
あ、また登場してる…。

よし、解放した!
あれ?また、再登場した…。

それの繰り返しでした。

まるで“インチャイの無限ループ”に陥ったかのように。

内観の力でインチャイ解放を試みた結果

インチャイ解放を始めて1年が経ちました。

しかし、期待していたほどの解放はできてませんでしたが、そのころの私は深い瞑想にも入れてましたし、深い内観で自分の潜在意識にアクセスすることもできるようになってましたので、内観の力でインチャイを解放できないものかと新たに『内観の力でインチャイ解放』する方法を試みました。

 

びっくりでした。

ことあるごとに『ごめんね』を唱えたり、エネルギーワークでインチャイを解放していた1年が無駄に思えるほどスムーズに解放できるではありませんか。

よくよく考えてみると自分の潜在意識に直接アクセスをするわけですから、“インチャイの隠れ家”も“インチャイになった原因や時期”まで手に取るようにわかるわけですから当然といえば当然かもしれませんね。

 

そうしてるうちに、『インチャイには根っ子があるのでは?』と感じるようになったんです。

唱えたりエネルギーワークで解放できるインチャイは根っ子ではなく、根から伸びた幹や枝で、そのほとんどは葉っぱだったわけです。

今まで躍起になって解放していたインチャイは、幹や枝や葉っぱだったので、肝心の根っ子を摘まないといくらでも伸びてくる草木と同じなんです。

 

そこからは上辺は無視して、ひたすらインチャイの根っ子を解放する作業にシフトチェンジしたのを覚えてます。

 

ここでまた、『???』です。

自分の潜在意識との対話ができるようになってたのでインチャイの解放もスムーズだったんですが、今ひとつ根っ子のインチャイを解放した実感を得ることができずモヤモヤでした。

 

ここまでの経緯で確かなことを書いておきます。

インチャイに関して言える確かなこと

『インチャイは存在する』
『インチャイの存在を知ったからには解放するしかない』
『インチャイには、大元となる根っ子があり、それから伸びた幹や枝、葉っぱがある』
『根っ子のインチャイ解放には深い内観が有効』
『両親が健在の場合は、両親との直接対話が最有効』
『根っ子を解放したインチャイは2度と現れない』
この6つの事柄です。

次に私が目をつけたインチャイ解放の方法が“親”でした。

親の力を借りてインチャイ解放を試みた結果

結果を先に言っておくと、両親(父親のみ、母親のみでも可能)との直接対話は、私の経験上、インチャイの根っ子を解放するにはベストな方法です。

ただ、少しばかり問題があります。

 

それは、両親にインナーチャイルドの存在そのものを1から何度も丁寧に説明を重ね、理解してもらわないといけないところです。

これは私も苦労しました。

 

両親(特に母親)との1回目のコンタクト。

私:『インナーチャイルドって聞いたことある?』
母:「インナー?チャイルド?」「あぁ、ないわ」
私:『オカンの中にもいっぱい居てるねんで』
母:「へぇ〜」
私:『そのインナーチャイルドが消えると幸せになるらしいで』
母:「へぇ〜。頑張って消しといで〜」「そんなことよりお腹空いてないか?」
私:『ありがとう。けど食べてきたからええわ』
母:「コーヒーでもいれよか?」
私:『………』

ある程度の予想はしてましたが、我が母ながらガッカリな反応でした。

 

これずっとこんな感じが続くんか?
このままではヤバい。

 

インチャイ関連の本に書かれてたことを抜粋し、年寄りでも理解できるようにわかりやすく文章を変え、インチャイに対する自分なりの言葉も交え、ワードで文章を作り直し、小冊子を作ることにしました。

 

小冊子持参で2回目のコンタクト。

私:『大きい字で書いてあるから読んでみて。読んでるあいだにコーヒー入れてくるわ』
母:「おかあさんのも頼むわ」
私:『わかったから読んどいて』

私:『全部読んだ?』
母:「読んだけどよくわからん」
私:『今はわからんでええよ。ありがとう』
母:「で、これがどうしたん?本まで作ってきて」
私:『みんなが今より幸せで、笑顔で暮らしてるほうがええやろ?』
母:「そらそうや」
私:『また来週くるから時間あるときに何回か読んどいて』

まあ、私なりには上出来。

 

3回目以降のコンタクト。

私:『そろそろお互いのインナーチャイルドを癒してあげようと思ってるねんけど、準備はええかな?』
母:「まだよくわからんけど、あんたの言う通りするし、任せるわ」
私:『ありがとう』

毎週、実家に通い続け、3ヶ月後にインチャイの根っ子をすべて解放することができました。
もちろん、私のインチャイ解放は内観も併用してましたが、なにより大きな収穫は母親のインチャイも解放できたということです。

 

人は歳を重ねるとどうしても頑固になり融通も効かなくなり、目に見える物事しか信じないようになる傾向にあります。
しかし、インチャイ解放が幸せへの近道と知っている方であれば、解放するしかないと思ってます。

「インチャイは存在するんだろうけど」と見て見ぬ振りをして生きていくのも1つの手かもしれませんが、本当の自分を知るため、本当の幸せを感じながら生きていくため、ありのままの自分で居つづけるため、インチャイの解放を続けることをおすすめします。

それを『インチャイワーク』を私は呼んでいます。

両親との直接対話で私が母に投げかけた質問

母親、ときには父親も加わり、対話を重ねました。

『なんでわからんの?』とイライラすることもありましたが、私からお願いしたからにはイラつきはとりあえず抑え込むしかありません。

そんなこんなで解放に至ったわけですが、両親に対して質問した項目がいくつかありますので参考までに挙げておきます。

私が両親に投げかけた質問

 

①評価:人間関係に関して。家族関係や対人関係など、人との接し方。
『どうして両親は(特に母親)世間体ばかりを気にして生きてるのか?』
私の両親に限った話しではありませんが、多くの大人たちは“他人からどうみられているか?”ということを気にしすぎているのが私には不思議でしたので質問しました。
その両親を見て育った私も常に人からの評価が気にしながら生きていましたが、それが原因で家に帰ってくると一気に疲れが出てきてました。

②金銭:お金に関して。お金の有り難みや使い方。
『決して裕福な家庭ではなかったが、生活に困るほど貧しいわけでもなかったのに、欲しい物を買ってくれなかったのか?』
参考書や問題集、マンガではない本などは『これが欲しい』と言えば買ってもらえてましたが、学校で流行っているオモチャやゲーム、お菓子などの類は買ってもらったことがありませんでした。
それが原因で友だちと遊ぶことが嫌になり、3日〜4日と短い期間でしたが不登校にもなりました。

③時間:時間に関して。
『練習に行きたくないとき、なぜその理由も聞かずに頭ごなしに無理強いをし、引っ張ってでも連れて行かれていたのか?』
私が通っていた小学校は、校歌にも“水泳”が出てくるほど水泳に力を入れている学校で、夏休みには毎日の特練、それに加えてスイミングスクールに通う生徒も多く、私もその1人でした。
私が『体調が悪いから今日は練習を休みたい』と母親に言うと、「練習に行けば身体も丈夫になるから休まず行きなさい!」とか、「〇〇時から特練やから、〇〇時には準備を済ませておきなさい」という返事しか返ってきたことがありませんでした。
これは①の質問にも関わってくるんですが、“他のみんながやってるから”という気持ちの表れでもあります。

④有り難み:感謝する気持ちに関して。
『苦手な食べ物があるのに、どうして食べないと行けないのか?』
『壊れてボロボロになっているのに、なんで直してまで使わないと行けないのか?ボロボロすぎて恥ずかしい』
昔の小学校では、給食は残さず食べるのは“当たり前”でした。
壊れてもまだ使える物は、直して使うのも“当たり前”でした。
グリーンピースが嫌いな私は、放課後になっても1人残されて泣きながら食べてました。
友だちに筆箱を壊されたことがあったんですが、当時の筆箱はプラスチックとナイロンでできた物でしたが、驚くことに母親は裁縫箱を持ち出してきて、ナイロン部分を糸で縫い始めました。案の定、すぐに元の壊れた状態に戻りました。そして新しい筆箱を買ってもらえなかった私は、鉛筆や定規に消しゴム、筆箱の中に入れてた物を輪ゴムで止めて学校に持って行ってました。恥ずかしさ、虚しさ、いろんなネガティブな感情だらけでした。

⑤健康:健康な身体に関して。
私が地方の大学で寮生活をしていたので家での様子はあまり把握できてはいませんでしたが、私が20歳のとき母親(当時50歳半ば)が部屋で倒れているのを帰宅した父親が発見し救急搬送されたんですが、原因は脳梗塞でした。少し後遺症が残ったんですが、日常生活に困るほどではなく安心しました。
しかし、それから1年後に乳がんが見つかり全摘手術を受けることになりました。再発、転移を防止するためリンパ節なども同時に摘出しました。死への恐怖、再発の恐れ、長引く入院生活、衰える体力、孤独感などから元気だった母親は一気に老けてしまい、車椅子生活になりました。
そして、60歳も近づいてきたころ健康食品にハマり出したんです。今でいうオーガニック食品ですね。
50数年もの長い年月、身体によくない食品なども含め、体に鞭を打ち続けてきた母親が、健康食品を摂るようになったからといって、急に健康な身体になるわけがありません。
恐れていた再発と転移が母親を苦しめることになりました。
医師の尽力と母親の生命力でそれも克服したんですが、オーガニック食品に拍車がかかり、身体に悪そうな物は一切食べなくなりました。
『有機野菜とか本当に身体にいいと思ってるのか?』『オーガニック食品だけで健康な身体になると思ってるのか?』母親に質問してみました。
答えは「食べんより食べたほうがいいに決まってるやん」でした。

これらの質問のは、潜在意識下にいるインチャイを顕在化(インチャイの根っ子を引き出すための質問)させるためのもので、これらの答えを両親との対話で掘り下げていく必要がありますのでご留意ください。

 

思いついたことや、インチャイが出てきた瞬間をメモに書き留めておき、“どういうときに、どのような感じで、ネガティブな感情に苛まれるか?”を簡潔に両親に質問することをおすすめします。

このときに大切なことは、自分が抱いたネガティブな感情を包み隠さず話すことと、自分のマイナスな面も隠さず、洗いざらい胸の内をさらけ出すことがなによりも重要です。

決して遠回しな質問や、奥歯にものが挟まったような質問、そして本やブログに書いてあるような言い回しをせず、自分の心に従って質問をしてくださいね。

1日でも早くインチャイを解放に至らせようと思っている方は、『自分の心の叫びをそのまま両親にぶつけること』です。

インチャイの根っ子は3つだけ

インチャイの枝や葉っぱを含めると、その数は数千から数万にもなりますが、根っ子自体の数は多くても3つです。

対人問題。
健康問題。
金銭問題。

その3つしかありません。

そしてインチャイは根っ子も含め1つの大きな問題から作られています。

 

その1つの問題とは何か?

ずばり、“恐怖”です。

 

「みんなの真似をしておかないと、仲間外れにされる」
「世間から孤立したくない」

「不健康な生活をしていると、病気になってしまう」
「いつまでも若く、元気で暮らしたい」
「死にたくない」

「お金がないと何も買えないし、付き合えない」
「貧乏にはなりたくない」

すべて恐れからくるものですね。

 

それらすべては、“未知への恐れ”ではありませんか?

両親と対話するうえでの禁止事項

両親は私たちよりも歳を重ねていますので、柔軟さに欠けていて融通が効かなかったりしますし、若いときほどの理解力や記憶力もありませんので、答えが遅いからといって急かしてはいけません。

気長に、ゆっくり時間をかけて、わからないところは丁寧に何度も説明をしなければなりません。

気の遠くなるような両親との話し合いですが、それでもエネルギーワークや瞑想でインチャイの解放を試みるよりはるかに楽な方法です。
エネルギーワークや瞑想でインチャイを解放しようとしていた自分が情けなく思えるぐらい両親との直接対話は早く解放に至ります。

答えを急かさない。
答えやすい質問を投げかけるよう努める。

本音を聞き出す。
建前に隠された本音の、まだその下にある本音を聞き出す。

上辺だけの答えは無意味。
上辺だけの答えは無意味で無駄な時間で終わってしまいますので、答えを濁せるような質問はなるべく避けるようにし、両親の心にストレートに問いかけるように。

『自分の力で癒せないインナーチャイルドは親の力を借りてでも癒す』まとめと総括

瞑想でインチャイを癒そうと思ってる方。
エネルギーワークでインチャイを癒そうと思ってる方。

もしも両親が(父母どちらかでも良い)健在でしたら、今すぐご両親と合う約束を取り付けてください。
2ヶ月、長くても3ヶ月もあればすべてのインチャイが解放できます。
言うまでもありませんが、インチャイの根っ子も解放に至ります。

両親との直接対話は勇気が求められることです。
今さら両親と話し合うなんて恥ずかしいと思うこともあるでしょう。

私も経験しましたから、その気持ちは痛いほどわかります。

その恐れもインチャイの仕業なんです。

 

しかし、1日でも早いインチャイの解放を目指すなら、それしか手はありません。

 

1歩。

勇気を出してください。

“千里の道も一歩から”

 

長くなりましたが、いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
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